WordPressの動作要件と推奨環境

ダウンロード型のWordPressを利用する際に気をつけなければならないのが、動作要件と推奨環境です。
WordPressの動作にはPHPとMySQLが必要になりますが、正常に動作するためにはそれぞれのバージョンも推奨環境に揃えることが望ましいです。

というわけで、今回はWordPressの動作に必要な要件と推奨されている要件を紹介します。

WordPressの動作要件

WordPress本体は後方互換できるようにアップデートされているため、古いバージョンのPHPやMySQLでも動作するようになっています。

公式Codex(サーバーの用意) を確認すると、以下のような環境が必要ということがわかります。

バージョン 3.2 系以降
PHP バージョン 5.2.4 以上
MySQL バージョン 5.0.15 以上または MariaDB (バージョン問わず)

バージョン 2.9〜3.1 系
PHP バージョン 4.3 以上
MySQL バージョン 4.1.2 以上

共通オプション 上記すべてのバージョンに共通する、特定の機能を使う場合に必要なオプション。
・(オプション)(マルチサイト機能には必須) Apache mod_rewrite モジュール – パーマリンクと呼ばれる簡潔なURL形式を使う場合。

PHPのバージョン5.2.4がリリースされたのが2007/08/30とのことなので、10年以上前のリリースバージョンでも動くということになります。

ただし、これはWordPress本体が動くための最低条件ですので、テーマやプラグインはもっと新しいバージョンでしか動かないものが多いかと思います。

しかも、PHPもMySQLもサポートが終わっているバージョンになりますので、セキュリティリスクが存在することも知っておく必要があります。

WordPressの動作推奨環境

先程の 公式Codex(サーバーの用意) にも書かれているとおり、動作推奨環境は以下のとおりとなります。

推奨サーバ環境:
PHPバージョン 5.6 以上
MySQL 5.6/MariaDB 10.0 以上

この条件を満たしているサーバを利用すれば、WordPressは最新版で問題なく動作するかと思います。
公式ディレクトリのテーマやプラグインもこれに準拠して作成・更新されているものが多いため、この条件を満たしていれば、いろんなテーマやプラグインが利用できるでしょう。

公式に登録されていないものや自作のものに関してはこの限りではありませんので、環境を変更する際にテストを行うなどの措置が必要になります。
子テーマでカスタマイズしている場合も独自で実装している部分があるかと思いますので、そのままでの環境移行には注意が必要です。

2020年7月17日追記

2020年7月17日現在では以下のような推奨環境となっています。

PHP バージョン 7.3 以上。

MySQL バージョン 5.6 以上、または MariaDB バージョン 10.1 以上。

HTTPS 対応

https://ja.wordpress.org/support/article/requirements/

PHPのバージョンは7.3以降となり、HTTPSも推奨とされるようになりました。
プラグイン側でもPHP5では動作しないものも出てきている状態ですので、まだPHP5でしか動作できないWordPressを利用している場合は、早急に対応を行うのが望ましい状態と言えます。

また、PHP7.4を推奨するように要件が上がることも予想されます。実際、WordPressのサイトヘルス機能を確認するとPHP7.4を推奨バージョンとして表示するようになっています。

まとめ

現在WordPressでWebサイトを運用している人で、今回紹介した最低動作要件に近いバージョンで運用している場合、早めの環境移行をおすすめします。

現在は推奨環境で運用している場合でも、今後Webの技術の進化とともにバージョンは更新されていきます。
定期的に自分のWordPressの環境を見直して、安全・快適に運用できるように心がけるのが大事です。

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