導入事例:1日50万PVにも耐えられる高速サーバーへのWordPressサイト引越

当初のお悩み

サイトが重い

レンタルサーバーでWordPressサイトを運営しているが、サイトが重いためサーバー移転をして欲しい

多くのPVにも耐えられるサーバ構築

1日50万PVにも耐えられる構築を希望している

WordPress、サーバ高速化

高速化もお願いしたい

ヒアリング・調査で判明した状況

  • クライアント様側がサーバー知識に自信がない
  • 50万PV/日に耐えられるサーバーであるということなので、帯域幅(共有100bps以上)を確保する必要がある
システムWordPress
サーバ共有レンタルサーバ

コンサルティング・施策

提案1

専用サーバ1台のみ(帯域幅オプション)

メリット

  • 構成がシンプル
  • 保守するサーバが1台で済む

デメリット

  • 拡張性が乏しい
  • アクセスが増えて捌ききれなくなった場合に、サーバーの構成自体のリニューアルが必要になる

提案2

専用サーバ+さくらのクラウドのハイブリッド構成

専用サーバ: データベースサーバ
クラウド: Webサーバ+ロードバランサー+帯域幅オプション

メリット

  • 拡張性が高い
  • 予想以上にアクセスが増えた場合でもWeb領域のクラウドを増やすことで対応できる

デメリット

  • サーバーの構成が複雑になる、台数も増える →保守にかかる費用が上がる
  • サーバーを利用する費用が高い
  • 初期設定費も上がる

提案3

Google Cloud PlatformまたはAWSを利用する

メリット

  • オートスケールなので保守にかかる費用を抑えられる
  • スモールで始められる
  • 拡張性は高い
  • GCPの場合、Googleのインフラを利用できる

デメリット

  • 使った分だけ利用料金がかかるため、固定額ではない(費用が計算できない)
  • サーバーの構成が複雑になる。且つGCP(AWS)に関する知識がある人が保守する必要がある
  • GCPの場合、東京リージョンがまだない。日本からのアクセスが若干遅い可能性がある(※提案当時)

サービスご利用の結果

クライアント様側がサーバー知識に自信がないとのことなので、シンプルな構成をメインに、それとは別に拡張性の高さを鑑みた提案も行った。
それぞれのメリットとデメリットを総合的に判断いただいた結果、拡張性の高いクラウドとのハイブリッド構成を選択。